データ容量を”シェア”するってどういうこと?




ハルオ
こんにちは、格安スマホ会社の元社員(2017年8月末に転職)のハルオです。

今日はデータ容量シェアについて、格安スマホ会社時代の後輩「ニノくん」と説明をしていきたいと思います。

現在はかなりポピュラーになってきた”データ容量シェア”ですが意外と「知らない」って方も多いっていうのが個人的な感覚です。

「データ容量シェア」を知らない人は意外と多い

僕が格安スマホ会社に勤めてるころ、格安スマホ事業とぜんぜん関係ない部署の人から「データ容量シェアってなに?」とよく聞かれました。

意外と知らない人が多いのがこの「容量シェア」という概念。

ハルオ
「データ容量シェア」または「データシェア」なんて言ったりするよね。
ニノくん
そうなんですね。
ハルオ
おめえも知らねーのかい!

まずデータ容量とはなんなのか

スマホではネットができますよね。で、ネットをするときはデータ容量を消費します。

格安スマホでは(大手携帯会社もですが)この燃料(データ容量)は毎月1日に満タンになって、1ヶ月はその燃料でやりくりします。この燃料(データ容量)があるうちはLTEの「高速通信」といわれる速い速度でネットができます。燃料(データ容量)が0になると「低速通信」となってしまいかなり遅い速度になります。逆に言うと、低速通信ならデータ容量は消費されません。格安スマホ(SIM)はデータ容量がまだ残っている状態でも、低速通信モードに設定を変更することができます(利用してる格安スマホの公式アプリやWEBサイトのマイページなどで可能)。

よく格安スマホのプランで「3GB」とか「10GB」とかがありますが、これはその燃料であるデータ容量の数値なんです。GB=ギガバイトという単位で表します。

だいたい、YouTubeを1分みると0.004GB(4MB)くらいの消費します。

格安スマホ会社はだいたい3GB・5GB・10GBが王道

各社、一番人気のあるプランは3GBプランです。これは格安スマホ会社で他社の人(2〜3社)と会った時に聞いても「3GB」が一番多い!」って言ってたので業界の全体的な特徴だと思います。

ニノくん
1ヶ月で3GBプランてそんなに多くないですよね。
ハルオ
うん。YouTubeをガンガン見たりすれば1週間で使いきっちゃうね。
ニノくん
そうですよね。
ハルオ
ただ、SNSアプリ・ネット検索・メールやチャットしかしないなら3GBプランで余裕だね。

それくらい、ほとんどの人はそんなにバンバンデータ容量を使わないんですね。MM総研とかMMD研究所とかのデータを見ると「5割くらい3GB」というデータもあったりします。ほとんどの人はそんなにデータ容量を使わないということです。

大手携帯会社はだいたい8GBくらいのプラン

大手携帯会社のプランではだいたい8GBプランを使っている人が多いです。これは大手携帯会社の少し前のプランが8GBしかなく、そのプランを継続して使っている人が多いから。今は大手携帯会社でも多様なプランがあります。

ニノくん
8GBって今度は多いですね。
ハルオ
うん。だから、ほとんどの人がサービス過剰な状態になってることになる。もちろん料金も。

大手携帯会社のプランはデータ容量が多すぎるので、料金も高いんです。サービス過剰な状態=高い料金も払いすぎの人が多いから、格安スマホに乗り換えた後も3GBくらいの大手携帯会社より少ないプラン(でも安い!)が一番人気なんでしょうね。

データ容量シェアの”シェア”の意味とは?

データ容量シェアとは、言葉の通りデータ容量を分け合う(シェアする)ということです。たとえば、10GBのデータ容量は動画とかを見ない人には多いわけですが、これを3人〜最大10人とかで一緒に使えるということ。

ちなみに、いまはデータ容量をシェアできる格安スマホ(SIM)が増えてて、シェアできるSIM(人)の数は3枚〜10枚といったところです。

たとえば、格安スマホ会社の「IIJmio」を例にとります。

IIJmioはファミリーシェアプランというのがあって、10GBプランにSIMカードを3枚〜最大10枚使うことができます。この3枚のSIMを使えば10GBのデータ容量をシェアできるわけです。

ハルオ
ただ、注意しないといけないこともあります。

それは、データ容量を均等配分できないこと!

ようはみんなで大皿料理を食べてる感じ。誰かがたくさん食べたら他の人の取り分は減る感じです。

ただ、IIJmioの公式アプリを使えば1枚1枚のSIMが何GB使ってるかがわかるので、データの使用量の調整をすることも可能です。

データ容量シェアのメリットは?

データ容量シェアができるとどんなメリットがあるのかを解説していきます。

個人的にはデータ容量シェアは状況が合えばかなりのメリットがあると思っています。

初期手数料が1回ですむ点

これが1番でかいメリットです。

ふつう、格安スマホ(SIM)を申し込む時は、月額料金とは別に初期手数料が3000円かかります(新規契約手数料なんて言ったりもします)。

この初期手数料は各社一律で3000円です。で、基本的には1契約で3000円になります。つまり、データ容量シェアプランを選択して利用SIM3枚で申し込んでも、3000円の初期手数料で済みます。別に別に3枚のSIMを契約したら3000円×3枚=9000円かかりますので、初期費用が安く済むわけです。

格安スマホ会社により違いますが、データ容量シェアをやっている「IIJmio」、「エキサイトモバイル」、「DMMモバイル」などはどれも3枚頼んでも3000円の手数料で済みます。

ちなみに、「エキサイトモバイル」の場合は最大5枚のSIMでシェアできますが、5枚頼んでも初期手数料が3000円で済みます。エキサイトモバイル自身もこの点は推してて、確かにかなりのメリットだと思います。IIJmioやDMMモバイルでも3000円の手数料で申し込めるのは3枚までですからね(IIJmioは4枚目以降は別途手数料がかかる)。

月額が非シェアプランよりも安い点

たとえばSIM3枚で10GBを使う場合は単純計算で1人3.3GB使えるわけですが、3GBプランのSIMを3枚べつべつに契約するよりけっこう安あがりになります。

たとえばデータ容量シェアプランのある「DMMモバイル」や「IIJmio」を例にとってみると・・・

DMMモバイル

DMMモバイルの場合、音声通話SIMを3枚別々に申し込むより月額210円安くなります。

DMMモバイル 1枚コース・3枚コースの比較
3GBプラン1枚(音声通話SIM)×3枚 4500円
10GBプラン3枚シェア(音声通話SIM) 4290円
差額 ー 210円

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IIJmioの場合

IIJmioの場合、音声通話SImを3枚別々に申し込むより月額140円安くなります。

IIJmio 1枚コース・3枚コースの比較
3GBプラン1枚(音声通話SIM)×3枚 4800円
10GBプラン3枚シェア(音声通話SIM) 4660円
差額 ー 140円

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ちなみに、いまはデータ容量をシェアできる格安スマホ(SIM)が増えてて、シェアできるSIM(人)の数は3枚〜10枚といったところです。

それぞれのSIMの速度を制御できる

データ容量シェアプランは、どのSIMを高速通信にしてどのSIMを低速通信にするか契約者の人がコントロールできるようになっています。

もちろん、全部高速通信にしたり低速通信にしたりすることも可能です。その格安スマホ会社の公式アプリや、WEBのマイページから制御することができます。操作も簡単です。

データ容量シェアはどんな使い方をすればよい?

データ容量シェアは、どんな使い方が向いてるのかを解説していきます。

家族でみんなで使う

一番はやっぱり家族で使うのがいいと思います。

3人家族なら、父・母・娘(息子)で1枚づつ計3枚のSIMカードを使って10GBや20GBといった容量をシェアするのがもっとも王道な使い方だと思います。

SIM1枚ごとに低速通信・高速通信と設定ができるので、「子供のSIMカードは低速通信にしておく」というのもありです(低速通信の場合はデータ容量が消費されないので)。

ちなみに、データ容量シェアプランのある格安スマホは大体3枚〜10枚のSIMカードでシェアできるので大家族でも大丈夫!

子供用・親のスマホに使う

「自分や奥さん(旦那さん)は利用頻度が多いから通信品質の高い大手携帯会社が良い」という人も多いかもしれません。ただ、さほど利用頻度の高くない「子供」や「親」のスマホは「格安スマホでもいいんじゃないか?」と考えてる人も多いのではないでしょうか。そういった場合は、データ容量シェアプランにしてしまうのもありです。

ゲーム機・iPad(タブレット)・WiFiルーターなどに使う

家族でなくても、たくさんのデジタル機器を持っている人も多いと思います。そういう人はデータ容量シェアプランを使った方がよいと思います。というのも、タブレットとかを毎回WiFIで使っていると、使える場所が限られてしまうからです。SIMを挿しておけば、出かけ先でも移動中でもどこでも使えるので、SIMを挿して使うことをおすすめします。

ちなみにタブレットなどの場合は、SIMを挿せる機種か事前に確認しておきましょう。中にはSIMが挿せないモデルもあります。

データ容量シェアのできる格安スマホ(SIM)はどこ?

格安スマホ(SIM)でデータ容量シェアができるところを紹介していきます。

けっこう今はデータ容量シェアできる格安スマホが増えてきています。

データ容量シェアの元祖であり格安スマホ(SIM)の王道「IIJmio」

  • IIJmioの最大シェアSIM枚数:10枚
  • シェアできる主なデータ容量プラン:10GB23GB(3GBプラン+大容量オプション20GB)・33GB(3GBプラン+大容量オプション30GB)

■シェアできる大容量の主なプラン

大容量プラン 3枚コース月額
10GB 3260円
10GB+大容量オプション20GB=30GB 3260円+3100円
10GB+大容量オプション30GB=40GB 3260円+5000円
IIJmioの場合は、大容量オプションというのがあり10GBプラン(ファミリーシェアプラン)に、大容量の+20GB・+30GBを追加できる。ちなみに、IIJmioは10GBプランなら最大でSIM10枚の利用が可能。ただし、4枚目以降はSIM1枚につき+月額390円かかります(3枚目までは月額料金だけでOK)

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IIJmioは高い通信品質を誇り、通信速度が速く、かつどの時間帯も比較的安定しています。新サービス(通話定額サービス・端末補償サービス・つながる保証サービス等)もいち早く打ち出すスピード感も魅力のひとつ。格安SIMシェア第二位の大手にもかかわらず金額は高くないので、はじめて格安SIMを使う方には強くオススメできるブランドです。

ドコモユーザーとauユーザー両方に向けたプランがあるのも強み。ソフトバンクユーザーの人は、申込時にSIMフリースマホのセット購入をするか、ソフトバンクのスマホのSIMロックを解除しましょう。

最安値をひた走る格安スマホ界の「DMMモバイル

  • DMMmobileの最大シェアSIM枚数:10枚
  • シェアできる主なデータ容量プラン:10GB15GB・20GB

■シェアできる大容量プランの料金

大容量プラン 3枚コース月額
15GB 3280円
20GB 3980円
補足
※上表はデータ通信SIMの場合の料金です。
ドコモやauやソフトバンクといったようなキャリアと同じように使いたい場合はSIM1枚あたり+700円の「音声通話機能(090,080といった電話番号)」を付けて使いましょう
※低容量プランもあります
MVNO企画担当
業界最安値の存在でいつづけるDMM mobileです。

僕も格安スマホ会社にいますので、最安値を狙ったことがありますが、すぐにDMM mobileに料金を下回られてしまったことがありました。トホホ…

格安SIMの中の「最安値MVNO」。ドコモ系の格安スマホ。圧倒的な品質を誇るIIJから設備を借りているため通信速度も速めです

しかも月額の10%のDMMポイントが毎月貯まるのは動画好きには嬉しいところ!しかも、1契約で最大3枚のSIMまで付与される3枚コースがあるから、家族利用などにも持ってこいな格安スマホです。さらに1枚コースも3枚コースも料金は変わらないという点は他社にはない大きな魅力です。

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5枚のSIMで使えて初期手数料は1回分(3000円)で済む「エキサイトモバイル

  • DMMmobileの最大シェアSIM枚数:10枚
  • シェアできる主なデータ容量プラン:9GB・20GB30GB・40GB・50GB

■シェアできる大容量プランの料金

大容量プラン 3枚コース月額
20GB 4480
30GB 6580
40GB 8580
50GB 10680
補足
※エキサイトモバイルは最大5枚でシェアできますが、4枚目・5枚目のSIMは+月額390円かかります(3枚目までは月額料金だけでOK)。
※上表はデータ通信SIMの場合の料金です。
ドコモやauやソフトバンクといったようなキャリアと同じように使いたい場合はSIM1枚あたり+700円の「音声通話機能(090,080といった電話番号)」を付けて使いましょう
※低容量プランもあります
※5枚使う場合は「3枚コース」を選択して、オプションの「追加SIM/390円」を2枚申し込みます

知名度はまだあまりないが、翻訳サービスやポータルサイトで有名な「excite」の手がける格安スマホなので実はそこそこなビックネーム。

コスパ抜群の従量制プラン+1契約で最大5枚のSIMでシェアできることをウリにしているが、実は定額プランも充実しており、大容量プランは20GB、30GB、40GB、50GBが揃っている数少ない格安スマホ。

常に高額キャッシュバックキャンペーンを展開している点もナイス!。高い品質を誇るIIJから設備を借りているため速度も速い。

MVNO企画担当
20GB、30GB、40GB、50GBがそろっている格安スマホは希少です。

しかも、大容量プランを1契約最大5枚のSIMでシェアできる点はさすが!

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