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【SIMフリースマホ購入時のポイント】「CPU・RAM・ROM」って?スマホを買うときに注目したい「スペック表」の見かたを解説!




SIMフリースマホを買うときのスペック表の見かた

SIMフリースマホを購入するときに注意するポイントはみなさんなんでしょうか?

デザイン、カメラ、電池持ち、ディスプレイの大きさなどなど色々なポイントがあると思いますが、今回は、もっとも重要なポイントのひとつである「スペック(性能)」について解説していきたいと思います。

ニノくん
うーん、スマホのスペック表ってよく見ますけど、「CPU」だの「RAM」だのはっきり言ってよくわかりません!
ハルオ
その気持ちはわかるよ。横文字多いよね。

だから今日は、初心者の人でもわかりやすく、簡単にスペックの良し悪しがわかる方法を解説したいと思う!

SIMフリースマホのスペック表の見かた①:CPUは人で言うと「脳みそ」。基本は数値が高い方が性能は高い

「CPU」は「プロセッサー」なんて表記しているところもあります。

CPUとは、スマホの様々な処理をしたり指令を出したりして、人間でいえば脳みそにあたる部分だと思ってください。

ニノくん
要はめちゃくちゃ大事な部分ですね。
ハルオ
その通り。だから、SIMフリースマホのスペック表の上の部分に表記されています。

このCPUというのは、スマホメーカーが作っている場合と、よそのCPUメーカーの部品をスマホメーカーが組み込んで使う2パターンあります。最近ぐいぐいノシてきている中国のスマホメーカーHUAWEIは自らでCPUを作っています。

■主なCPU

 

CPUの名前 解説
SnapDragon
(スナップドラゴン)
クアルコムのCPU。ZenFoneなんかはこのCPUが搭載されている。
Exynos
(エクシノス)
サムスンのCPU。GALAXYなんかはこのCPUが搭載されている。
HUAWEI Kirin
(キリン)
HUAWEIのCPU。P20、MateシリーズなんかはこのCPUが搭載されている。

このCPUは、基本的に3つの要素で性能を判断できます。

それは、「CPUの名前」+「CPUの型番」+「脳の数」です。

例えば、HUAWEIのP20 liteの「Kirin 659/オクタコア 2.36GHz+1.7GHz」というCPUは以下のように分解できます。

CPUの名前 CPUの型番 脳の数 周波数
Kirin 659 オクタコア 2.36GHz+1.7GHz

この場合、まず名前から、kirinシリーズのCPUであることがわかります。

次に「CPUの型番」ですが、これは高い数値であればあるほどいいです。今だとkirinシリーズは900番台まででてるので、659は”中の上”くらいの性能です。

3つ目の「脳の数」は、オクタコアocta=8という意味なので8個の脳みそになります。他にも、デュアルコア(2個)、クアッドコア(4個)などもあり、これも数値が高い方が性能が高くなります。

最後に「周波数」もあるんですが、これも数値が高い方が性能が高いんですが、簡単に見極めるときは先述した3個の要素だけで十分です。

ハルオ
CPUはわかった?
ニノくん
とにかく数値が高いほうがいい!ですね
ハルオ
だいぶアバウトだが、そんな感じだ

SIMフリースマホのスペック表の見かた②:RAMは短期的な記憶、ここがいいと「要領良くいろいろできる」

つづいて、RAMです。

RAMはメモリと呼ばれたりもしますが、基本的には短期的な記憶、一時的な保存能力のことで、例えば、あれとこれとそれとあれをやっておいてと言われて、その処理をちゃんと記憶しておけるかどうかです。

いっぺんにあれやこれや言われても大丈夫かどうか=要領が良いかどうか、とこのサイトでは定義づけています。

ハルオ
RAMは、○○GBと表記されます。これは単純に数値が多い方が、要領が良いことになります。

今だと、以下が目安になります。

  • 安い機種…1GB
  • 中くらいの機種…2GB〜3GB
  • 高い機種…4GB〜6GB

1GBはまあ使えるレベル、2GBあれば普通、3GBあれば安心、4GB以上はヘビーユーザーも安心、といったレベルです。

SIMフリースマホのスペック表の見かた③:ROMは人で言うと「記憶力」

ROMは、ストレージなんて言われたりもします。

これは人で言うと、記憶力にあたります。写真、書類、アプリなどすべてのものを保存しておく場所です。このROMの容量が大きければ大きいほど、たくさんのデータを保存でしておけます。

ハルオ
写真をたくさん撮る人、音楽をたくさんダウンロードする人などはこのROMの容量に注意しましょう。

だいたい、以下が目安になります。

  • 16GB…ちょっと少ない。
  • 32GB…一般的。普通に使うなら十分。
  • 64GB…これだけあれば安心。
  • 128GB…ヘビーユーザーも安心。高性能機種はだいたい128GB。

SIMフリースマホのスペック表の見かた④:バッテリーは人で言うと「体力」

最後に、バッテリーについてです。

バッテリーは人で言うと「体力」といったところです。これはあまり説明がいらないかもしれませんが、要は電池持ちのことですね。

だいたい、以下が目安になります。

  • 2500mAh…ちょっと少ないが、性能が低いスマホならさほど問題なし。
  • 3000mAh…いま多いのがこの容量。だいたい2日くらいは持ちます。
  • 3400mAh…なかなか大きい電池。モバイルバッテリー代わりに使える場合も。
  • 4000mAh以上…かなりの大バッテリー。電池持ちは相当良い場合が多い。モバイルバッテリー代わりに使える場合も多い。

まとめ

SIMフリースマホを買うときは、今回紹介した見かたで「CPU」「RAM」「ROM」「バッテリー」などを見てみてください。

ハルオ
まあ、基本的には高いスマホの方がスペックが高くなっていますが、中には安くてもスペックが高めの「P20 lite」や「nova lite 2」のような機種もあるので、コスパの良い機種を探して見ましょう。

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通信・放送系およびIT系の会社で格安スマホやWiMAXなどの企画を6年ほど経験し「格安スマホって革命的」と感じた一方で「みんなまだ全然使ってない…」ことも実感し、当サイトを立ち上げました。 「格安スマホ検討中の人」の参考になったら幸いです。