ドコモ回線のみだった「楽天モバイル」がau回線にも対応!


当サイトでも、非常に評価の高い「楽天モバイル」。これまでは、「ドコモ回線」のみの格安SIMでしたが2018年10月1日より、「au回線」にも対応しました。
格安SIM会社は、ドコモ、au、ソフトバンクから通信設備を借りてサービスを提供します。各社どこから借りるか(または全社から借りるか)を考えて運営しています。
ちなみに、楽天モバイルはドコモからも借りてるので、ドコモのスマホでもそのままSIMロック解除無しで使えます(現状、ドコモから借りてる格安SIMが最も多い)。
楽天モバイルについて詳しく知りたい方は、以下の関連記事か公式サイトを確認してみてください。
楽天モバイルのau回線プランは、本家「au」と同じエリアをカバー


楽天モバイルのau回線プランは大手キャリアの本家「au」と同じエリアをカバーしています。なので、「電波・電話の繋がりやすさ」という意味では「au」とまったく同じです。
っていうか、途中までは大手キャリアと同じ設備を使ってるので電波の繋がり具合は同じなんです。
楽天モバイルのau回線プランは、ドコモ回線プランと同じ料金


楽天モバイルのau回線は、ドコモ回線プランと同じ料金です。

ただし、au回線プランにははじめからSMS機能(ショートメール)がついてるので、SMSと電話ができないネット専用のSIM=「データ専用SIM」のau回線プランでの提供はありません。

「楽天モバイル」au回線プランが使えるスマホは?

楽天モバイルのau回線プランが使えるスマホは、おおきく5つにわけられます。一応、以下の画像が楽天モバイル公式サイトに掲載されていますが、より厳密に解説します。

SIMフリースマホ
SIMフリースマホ、大手キャリアが自分たちの通信しか使えないように掛けている制限=「SIMロック」が掛かっていないスマホのことです。
このSIMフリースマホなら、楽天モバイルが(だけでなく基本どこでも)使えます。ちなみに、楽天モバイルでSIMとセット購入できるスマホはすべてSIMフリースマホです。
iPhoneの場合は、Apple公式ストア(Apple公式サイト)で買ったものはSIMフリー版のiPhoneになります。
auで買ったiPhone
auで買ったiPhoneであれば、iPhone 5c以上であればそのままSIMロック解除無しで使えます(たぶん、5も使える気がしますが、公式サイトでは5cからになっています)。
iPhone 5c以上、なので「iPhone 5c」「iPhone 5s」「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」「iPhone SE」「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」「iPhone X」「iPhone XS」「iPhone XS MAX」「iPhone XR」が楽天モバイルで使える「auで買ったiPhone」です。
auで買ったAndroid
auで買ったAndroidもそのまま使用可能です。ただし、2015年4月23日以降に発売されている機種に限ります(SIMロック解除対応機種)。
auで買ったAndroidの場合は、基本的には、au公式サイト「My au」という会員専用ページでSIMロック解除をしてから楽天モバイルを使いましょう。
ドコモで買ったiPhone・Android
ドコモで買ったiPhone・Androidは、楽天モバイルのドコモ回線プランで使えば、SIMロック解除無しでそのまま使えます。あえてauプランの方を使う必要はありません。
どうしても楽天モバイルのau回線プランでドコモのiPhone・Androidを使いたい場合は、ドコモの会員専用ページでSIMロック解除が必須になります。SIMロック解除をしてからじゃないと楽天モバイルのau回線プランを使えないので注意しましょう。
ソフトバンクで買ったiPhone・Android
ソフトバンクで買ったiPhone・Androidの場合、会員専用ページでSIMロック解除が必須になります。SIMロック解除をしてからじゃないと楽天モバイルを使えないので注意しましょう。
また、SIMロック解除対象のスマホは2015年5月以降に発売した機種になります。
自分のスマホが楽天モバイルのau回線で使えるかわからない場合は、以下の楽天モバイル公式の「対応端末ページ」で確認してみてください。
「楽天モバイル」のau回線プランの注意点
楽天モバイルのau回線プランは、楽天モバイルのドコモ回線プランとほぼ同じ条件でわかりやすくていいんですが、少し違う部分もあるので注意も必要です。
楽天モバイルのau回線プランには「3日制限」がある
3日制限とは、毎日「直近3日」のデータ容量を合計しそれらが一定の値を超えてしまうと、速度制限がかかるといったルールです。
今回の楽天モバイルのau回線プランの場合は、直近3日で「6GB」を超えた場合は通信速度が制限される場合があります。
「制限される場合があります」という表記なので確実に制限されるわけではないんですが、まあ基本制限されると思っておいていいです。
また、楽天モバイルの場合、じぶんで楽天モバイルの専用アプリから低速モードにすると「低速通信」状態にできます。「低速通信」にするとデータ容量が消費されなくなるので、データ容量の節約ができます。
その「低速通信」でネットをしているときも直近3日で366MBのデータ量を超えると速度制限になる場合があります。
ただし、ほぼ心配ない

また、低速通信時の「直近3日で366MB」も、そもそも低速通信だと366MBも使うのが難しいのでこちらも大丈夫でしょう。
■以下、楽天モバイル公式サイトの注意事項からの引用
au回線は、直近3日間あたりの通信量が6GBを超えた場合、通信の速度を制限する場合があります。また、高速通信容量を使い終わった後や高速通信をOFFにしている状態(最大200kbpsでの通信時)で、3日間あたりの通信量が366MBを超えた場合も、通信の速度を制限する場合があります。
楽天モバイル「スーパーホーダイ」はau回線プランでは入れない


楽天モバイルには、「スーパーホーダイ」というお得度の高いプランがあります。
これは、ドコモ回線プランでしか対応していません(au回線プランでは入れない)。
スーパーホーダイのざっくり解説・10分通話かけ放題が初めから含まれたセットプラン
・低速通信モード(&速度制限されても)でも1Mbpsと比較的速い通信速度がでる
・2年利用または3年利用前提で契約すると毎月1000円〜1500円割引を受けられる(”自動更新”ではないので、2年or3年使ったらいつでも無料解約可能)。
楽天モバイルのスーパーホーダイの詳細は以下の「関連記事」で詳しく解説してます。または「楽天モバイル公式サイト」で確認できます。
まとめ
楽天モバイルで「au回線プラン」が登場したおかげで、いまauを使っている人の乗り換え先がさらに広がりました。
しかも、auのスマホはそのまま乗り換えられるということで、「楽天モバイル」は「mineo」につぐ乗り換えやすい格安SIMになったのではないでしょうか。
とりあえず、はじめて格安SIM(格安スマホ)に乗り換える人で楽天モバイル・au回線プランを検討中の人は、「3GB+音声通話 SIM」あたりがおすすめです(3GBのデータ容量はあとからでも変更可能です)。
しかし、今回の楽天モバイルの場合はドコモ回線・au回線のプラン料金が同額。
これはひじょうにわかりやすくてナイスです。