MVNOと大手キャリアは競争か共存か




日刊ゲンダイに興味深い記事があったのでピックアップ( ゚∀゚)

参考記事

格安スマホ「満足」6割 それでも大手キャリア余裕のワケ

大手キャリアーにとっては脅威なのか。

調査会社「J・D・パワー」が先週24日に発表した、格安スマホとSIMカードサービスの顧客満足度調査(4月実施、総計8000人)のことだ。

大手キャリアーから格安スマホ・SIMに切り替えた利用者のうち、6割以上が総じて「良くなった」と回答。とりわけ費用面は7割以上の利用者が満足しており、多くのユーザーが支払いが安くなったと実感している。となると、大手キャリアーは気が気じゃないのではないか。ITジャーナリストの井上トシユキ氏がこう言う。「全然、心配していません。自社資産の有効活用ですよ。回線を所有している大手キャリアーはマージンを乗せて回線を格安業者に貸している。自ら顧客獲得やサービスをせずして、貸すだけで利益が得られるわけです。逆に、自社ブランドはターゲットを絞りやすくなった。高めの価格帯でも、きめ細かいサービス、高品質で差別化を図っています」日刊ゲンダイDIGITALより抜粋

考察)MVNOと大手キャリアは競争か共存か

格安SIMを展開する「MVNO」と、ドコモやau、ソフトバンクといった「大手キャリア」の住み分けはできる、といった見立ての記事になっています。ここはどうなんですかねえ。キャリアがMVNOに設備を貸している以上、MVNOのユーザーが増えたら、MVNOだけでなくキャリアも潤うというのは間違いないとは思いますが、そうなった場合、キャリアの”潤い度”は今よりも”上がる”のか、”下がる”のかはなかなか判断が難しいところですよね。

個人的には、MVNOがもっと普及したらキャリアの”潤い度”は確実に”下がる”と思っています。確かにキャリアはMVNOに設備を貸していますが、それは”帯域”を提供している形なので、なんていうか製造業とかに置き換えたら”材料”をそのまま卸しているにすぎないというか。大手キャリアは、これまで、その材料をさらに消費者向けに”加工”して”小売り”してたわけですから、そのビジネスモデルにくらべると、材料だけ売るビジネスがメインになっていったら、やっぱり売上は小さくなっていくんじゃないかなあと思っています(ま、その分、消費者に直接売る手間は減りますが)。

ただ、大手キャリアが消費者に直接売るというモデルが縮小していくと、キャリアのショップ(リアル店舗)が今ほどはいらなくなって運営費が減ったり、広告宣伝費(CMなど)も減ったりするだろうから、

BtoCビジネスの売上は減るが

→ゆえにBtoCビジネス関連のコストも減ってくれる

→一方でMVNO向けのBtoBビジネスの売上は増える

という構図になり、結果として収益構造はよくなる可能性もあります。なので一概にどうなるかはやっぱり難しいところですね(´ε`;)ウーン…

まあ、どちらにせよ今後もモバイル通信市場からは目が離せません( ゚∀゚)!!