目次
nova lite 3とは?
HUAWEI nova lite 3は、世界トップ3に入るスマホメーカー「HUAWEI」の人気機種です。
nova lite 3の基本情報
定価 | |
26,000円前後 | |
画面 | バッテリー |
約6.21インチ | 3,400mAh |
CPU | RAM/ROM |
HUAWEI Kirin 710 オクタコアCPU | 3GB/32GB |
nova lite 3はSIMフリースマホの中で1,2を争うコスパ機種
HUAWEIには、novaシリーズ以外にPシリーズ/Mateシリーズなどがあります。ですが、コスパに関して言えば「novaシリーズ」がSIMフリースマホの中で、おそらく一番コスパの高いシリーズです。
価格は2万円ちょいで買えますが、性能は”上の下”といったところ。
nova lite 3の注意点。防水は非対応
防水・防塵ではない
nova lite 3は、総じて「かなりいいスマホ」ですが、防水・防塵ではない点は注意です。iPhoneや最近のミドルスペック〜ハイスペック機種は防水・防塵であることが多いので、うっかりお風呂や海などで使わないように。
おサイフケータイ/NFC/FeliCaは非搭載
おサイフケータイなどの電子マネーが使えるICチップは非搭載になっています。そのため、nova lite 3を使ってのGoogle Payの支払いはできません。
nova lite 3が向いてる人
nova lite 3は、価格的には「入門機(エントリーモデル)」の位置付けですが、性能的にはもっとがっつりスマホを使う「中級者」の人でも十分満足できる作りになっています。
カメラにこだわりたい人
そこそこゲームができる機種が欲しい人
全画面のスマホがほしい人
防水スマホじゃなくていい人
Google Payやおサイフケータイは使わない人
今回は、はじめての格安SIMに最適な「IIJmio」さんからnova lite 3を借りました。実際に使ってみた感想を紹介していきます。
デザイン
鏡面仕上げ
2万円ちょいとは思えない高級感
ボディは鏡っぽい仕上がりになっています。好みはわかれるかもしれませんが、個人的にはリッチで好きです。安い機種はプラスチックのボディだったりしますが、やはり金属製の方が高級感があっていいですね。
カラーは3種類
カラーはブルーの場合はグラデーションになっています。ラインナップは、ブルー/レッド/ブラックになります。
スリムで丸みのあるボディ
7.95mmのボディは、まあ一般的な厚みです。やや丸みのあるボディなので持ちやすいですね。
指紋センサー
指紋認証センサーは背面に
指紋センサーは背面についてます。高い機種(ハイスペック)は画面で指紋認証ができますが、安めの機種(入門機〜中級機)は背面に付いてることが多いです。
背面でなく、スマホのディスプレイで指紋認証する機種は、片手だと若干やりにくい時があります。一方、背面にある場合は人差し指が自然にセンサー位置に行くので、ロック解除しやすいです。
指紋認証の感度もかなりよく、少し指で触れるだけで解除できます。
顔認証の精度も高い
インカメラでの顔認証もかなり感度がいいです。1秒かからず…というより「本当にロックかかってた?」というレベルでなんの違和感もなくロック解除されます。
基本的に顔認証でロック解除されますが、風呂上がりとかで少し顔が若返ってると解除されない事がたまにあります(笑)。その場合は指紋認証で解除してます。
ディスプレイ
ディスプレイが大きい割にコンパクト
6.21インチと大きいディスプレイですが、端末全体のサイズは思ったよりコンパクト。片手でも問題なく操作できます。
液晶保護シールがはじめから貼られてる
ディスプレイはかなり綺麗に映ります。上の写真だとあまり綺麗に見えないかもしれませんが、かなり鮮やかです。画面に初めから保護シールが貼られていますが、汚れや軽い傷を防ぐ程度のシールなので、衝撃には耐えられないと思います。
耐衝撃シールを買っておいた方がいい
スマホをよく落とす人は、耐衝撃の保護シールを買って張り替えた方がいいと思います。
十人十色。
私は過去スマホを落として画面を4〜5回割ってるので、今のスマホには耐衝撃シールを買って貼るようにしてます。
カメラ
フロントカメラ
nova lite 3は低価格帯の機種なのに、ダブルレンズとなっています。ダブルレンズ機種の方が写真は綺麗に撮れる事が多いですが、このnova lite 3はさらにAI付きカメラで被写体を自動認識&最適設定されるようになっており、面倒な設定をしなくてもよくなっています。
実際にいろいろな撮影モードで撮ってみました。
接写
テニスボールを撮影してみました。ボールの繊維や、まわりの毛羽だちもはっきり写っています。肉眼で見てるように、かなり綺麗に撮れています。
nova lite 3モードとP20 liteの比較
nova lite 3より少し前に機種であるP20 liteと比較してみましょう。
nova lite 3の方が陰影がはっきりしていて、立体的に見えますね。その分、色味がやや落ち着いた感じになります。
夜景
夜景はかなりムーディーに撮れました。実際に見てる景色と同じ、といった感じではないんですが味のある写真になります。
夜景モードと通常モードの比較
夜景モードがある方が、やや明るく色彩豊かに写っています。画質もクリアですね。くっきり写っています。
インカメラ
インカメラのついてる部分は、しずく型になっていてほとんど画面を邪魔しません。
AIカメラ
「ショッピングモード」は面白い
AIモードがついてます。例えばAIモード「ショッピング」を選択して、被写体を写す類似アイテムのリンクがでてきます。例えば「欲しいけど名前がわからない…」というものがあった場合は、写してみればすぐに購入できます。
値段当てクイズとか、パーティーグッズ的に使う事もできそうです。
「翻訳モード」は精度が微妙
翻訳モードもあり、例えば英文を写すと日本文に訳してくれます。ただし、これはちょっと精度がイマイチ。
文字サイズが統一されていないせいかうまく翻訳されませんでした。 文字サイズが統一されてると、わりとちゃんと翻訳されます。動き・操作感
たくさんアプリを立ち上げてもサクサク
nova lite 3は、CPU性能が高いから操作性はかなり良いと思います。RAMは3GBと”そこそこ”なので、アプリを5~6個立ち上げても、比較的サクサク動きます。
グラフィカルなゲームも普通にプレイできる
処理の重くなるゲームアプリは、性能の低いスマホだと動きが著しく悪くなる事も多いです。ただ、nova lite 3はグラフィック処理の多いゲームでもかなりサクサク動きました。
ヘビーユーザーはもう少しハイスペック機種が無難
レースゲームをやってみて動きにストレスを感じることは全くなかったため、ゲームをやりこむ人でもnova lite 3でイケる気もしますが、スペック的にはやや不安もあるので、ヘビーユーザーはもう少しスペックの高いスマホの方が安心だと思います。
付属品
メーカーによってはイヤホンが付いてない事もありますが、HUAWEIの場合は付いてます。
イヤホン
イヤホンは見た目が微妙だが音は良い
イヤホンはすこし前のiPhoneのイヤホンのパチモンみたいな見た目で、ちょっと安っぽい感じ。
ただ、使ってみるとかなりクリアないい音でした。当然ですが、100円イヤホンみたいに音が割れたりはありません。ちゃんと音楽鑑賞に使えます。
端末カバー
ソフトカバーで厚みがありガード性能は高い
nova lite 3には透明な端末カバーがついてます。材質はソフトでぐにゃっと曲がります。カバーをつけると手にフィットするので、スマホを落としづらくなります(実際、私はつけてます)。
はじめから付属されてる物なのに、そこそこ厚みがあって、スマホを落とした時もちゃんと守ってくれます。スマホカバーにこだわりがないなら、このカバーで十分です。
充電器
急速充電は非対応
マイクロUSBの充電器になります。HUAWEIのハイスペックスマホに搭載されている”急速充電”には対応していません。
毎晩きちんと充電できる人はあまり気にしないでいいでしょう。
30分50%近く、1時間で80%ほどの充電が完了できる機能。
バッテリーは大容量
電池容量も3400mAhと安い機種にしてはかなり大容量です。そのせいか、電池持ちはいい気がしました(新品のせいもありますが)。
SIMスロット
「SIM2枚」or「SIM1枚+micro SD1枚」が入る
ZenFone Max(M2)は、SIM2枚が入るようになってるものの、SIMを2枚入れるとmicro SDが入らず、micro SDを入れるとSIMは1枚しか入らない作りになっています。そのため、SIMを2枚使いたい人は、micro SDは諦めましょう。
DSDVに対応
nova lite 3はデュアルSIM・デュアルVoLTE(=DSDV)といって、2枚のSIMで同時待ち受けできる機種です。しかも、どちらも4G対応。これはややマニアックな機能なので、「複数SIMを使わない人」は読み流してOKです。
電話番号の違う2枚のSIMを使ってる人がいたとします。SIMを2枚挿せても「同時待ち受け」ができない機種だと、1枚のSIMしかON状態にできません。もう片方のSIMはOFF状態になります。一方「同時待ち受け」できる機種だと両方のSIMをON状態にしておくことができ、両方の電話番号どちらも着信できます。
nova lite 3の感想まとめ
個人的にはP20 liteよりnova lite 3
nova lite 3は格安SIMでSIMとセット購入すると、1万円以下〜2万円ちょいで買えます。
性能は3〜4万円レベルのスマホにもヒケをとらないので、いまのSIMフリースマホ界では「コスパは極めて高い」機種のひとつでしょう。
nova lite 3の性能・特徴をもう少し知りたい人は
以下の記事で、nova lite 3がどういう性能・特徴かをまとめているので、参考にしてみてください。
nova lite 3が安く買える格安SIMは?
nova lite 3が最安で買える格安SIMは「OCNモバイルONE」「楽天モバイル」「IIJmio」などです。
HUAWEI nova lite 3 が買える格安SIM |
|
OCNモバイルONE | 楽天モバイル |
14,800 | 9,780 |
IIJmio | BIGLOBEモバイル |
2,2800 | 取扱いなし |
LINEモバイル | AEONモバイル |
26,880 | 26,800 |
Y!mobile | UQモバイル |
取り扱いなし | 取り扱いなし |
DMMモバイル | NifMo |
26,880 | 24,445 |
※価格は税抜。2019年4月12日時点のもの
nova lite 3のスペックまとめ
サイズ | 約73.4(W)x155.2(H)x7.95(D) (mm) |
---|---|
重さ | 約160g |
対応OS | Android 9.0(EMUI 9.0.1) |
CPU | HUAWEI Kirin 710 オクタコアCPU(4×2.2GHz+4×1.7GHz) |
メモリ | RAM:3GB / ROM:32GB microSD 最大512GB(別売) |
バッテリー | 3400mAh |
ディスプレイ | 約6.21インチ FHD+ 2340 x 1080(TFT) |
カメラ | アウトカメラ:1300万画素 (アウトカメラ:1,300万画素+200万画素) インカメラ:1600万画素 (インカメラ:1600万画素) |
連続 待受時間 |
LTE FDD:約653時間 / LTE TDD:約617時間 / GSM:約738時間 |
連続 通話時間 |
3G:約1500分 |
Wi-Fi | IEEE802.11b/g/n (周波数帯域:2.4GHz) |
Bluetooth | Bluetooth 4.2 |
テザリング 機能 |
対応 最大接続台数:8台 |
通信方式 | LTE:B1/2/3/8/17/18/19/41 3G:B1/2/5/6/8/19 GSM:850/900/1800/1900MHz |
SIMサイズ | nanoSIM / nanoSIM |
その他 | 加速度センサー / 電子コンパス / 環境光センサー / 近接センサー / 指紋認証 |
付属品 | クリアケース / ACアダプタ / USBケーブル / SIM取り出しツール |