格安SIMは「SIM単体」「端末セット」どちらでもOK
格安SIMは「SIM単体」での申し込み、「端末セット」での申し込みの2つから選べます。
SIM単体で申し込む場合に決める事
SIM単体での申し込みは、SIMカードのみ買う方法です。申し込み時には主に2つの事を決めればOKです。
毎月使うデータ量
大手携帯会社を使っている人でも、3GB・5GB・7GB・10GBといった文字を見た事があると思います。これは1ヶ月で使うデータ量のことです。格安SIMに申し込むときは、どのデータ量にするかを選びます。

通話機能の有無
格安SIMには「音声通話SIM」「SMS付きSIM」「データ通信SIM」の3つがあります。この中で、大手携帯会社と同じ様に090/080/070から始まる携帯番号を使えるのは「音声通話SIM」のみ。

090,080,070などから始まる一般的な携帯電話番号が使えるSIMのこと。大手キャリアのSIMと同機能のSIMです。電話番号を引き継いで乗り換える場合はこのSIMになります。他にネットだけできる「データ通信SIM」、ネット+ショートメールができる「SMS機能付きSIM」があります。
どこの格安SIMにするか
これは言わずもがなですが、どこの格安SIMにするかも決めないといけません。おすすめの格安SIMを5段階評価でまとめてるので、参考にしてみてください
端末セットで申し込むときに決める事
SIM単体と同様「毎月使うデータ量」「通話機能の有無」「どこの格安SIMにするか」は決めないといけませんが、端末セットの場合はそれに加え「どの端末を買うか」も決める必要があります。
どの端末を買うか
どの端末を買うか決まってない人は、おすすめのSIMフリースマホをまとめた記事を参考にしてみてください。
SIM単体・端末セット、どちらがいいか
SIM単体がいい人
格安SIMをSIM単体で申し込んだ方がいい人は、以下に当てはまる人です。
手持ちのスマホで格安SIMを使いたい人
手持ちのスマホで格安SIMを使えればSIM単品でOK。ただし、格安SIMが使えないスマホもあるので注意しましょう。
新型iPhoneを買う予定の人
最新型のiPhoneを使う場合は、Apple公式ストアで買うのが一番いいと思います。Appleは24回分割払いまでは金利無料です。
スマホを中古で買う予定の人
中古スマホは格安SIMではほぼ売っていないので、SIMは単品申し込みして、中古スマはメルカリ、ヤフーオークション、ヤフーショッピング、楽天市場などで購入しましょう。
端末セットがいい人
SIMフリースマホがほしい人
SIMフリースマホは家電量販店や、Amazon、楽天市場などでも売っていますが、格安SIMでセット購入するのが一番安く買える事が多いです。格安SIMはあくまで通信サービスを売りたいため、スマホは安く売る傾向が強いからです。
SIMフリースマホを分割購入したい人
格安SIMでSIMと端末をセット購入すると、端末代金を分割払いできる所が多いです。ただし、回数は選べない場合が多く、だいたい24回払いになります。
SIMの挿入、端末の初期設定などが不安な人
端末セットの場合、格安SIM側であらかじめスマホにSIMを挿して、初期設定をした状態で発送してくれる事もあります。仮に端末にSIMが挿さってない状態で送られてきても、SIMの挿し方や初期設定のやり方が載ってる冊子が入ってるので安心です。

格安SIMに申し込むときの注意点
SIM単体の場合

手持ちのスマホで格安SIMが使えない場合がある
手持ちのスマホで格安SIMが使えない事もあります。必ず手持ちのスマホで、申し込む予定のSIMが使えるか事前にチェックしておきましょう。

「SIMの回線」と「スマホが対応してる回線」が合っていない
SIMと端末の相性というものがあります。例えば「au回線のSIM」で「ドコモで買ったスマホ」はそのままでは使えないです。この辺は以下の記事を参考にしてみてください。
SIMのサイズが合っていない
SIMには、nano SIM/micro SIM/標準SIMの3つあります。最近の機種はほぼnano SIMですが、格安SIMを使おうとしているスマホにはどのSIMサイズが挿さるのかチェックしておきましょう。
手持ちのスマホに挿さってるSIMを取り出してみて定規で測ってみるか、ネットで自分のスマホの「機種名 SIMサイズ」などで検索してみましょう。
端末セットの場合

端末セットの場合は、「SIMの回線」と「スマホが対応してる回線」の相性や、「SIMサイズ」などは気にする必要がありません。

一括払いのみ/分割払いのみしかやってない所もある
端末セットで申し込む場合の注意点は「分割払い(あるいは一括払い)をやっているか」です。格安SIM会社によっては、「分割払いしか対応してない格安SIM」「一括払いしか対応してない格安SIM」があります。
BIGLOBEモバイル
一括払いしか対応してない格安SIM
OCNモバイルONE
※一部機種は分割払いにも対応
両方対応してる格安SIM
IIJmio、LINEモバイル、楽天モバイル、mineo、DMMモバイル、イオンモバイル、エキサイトモバイルなど。
端末は家電量販店で買うべき?格安SIMで買うべき?
ほしい機種があれば格安SIMの方がお得なことが多い

端末は家電量販店で買うと定価になるので、定価より安く売ってることが多い格安SIMで買うのがおすすめです。例えば、IIJmio・楽天モバイル・OCNモバイルONEなどは定価より1万円近く安く売ってることもザラです。端末セットで申し込むならこの3社がおすすめ。
一方、LINEモバイル・DMMモバイルなどは端末は家電量販店と同額の定価販売が多いです。LINEモバイル・DMMモバイルはSIM単品で申し込む人の方が向いてます。
なぜ格安SIMだと端末を安く売ってる?


端末を売る”物販”は本業じゃないから、端末は安くしても、通信サービスに入ってもらえば万々歳なわけ。

