IIJmioの通話定額「3分なら何度でもかけ放題」とは?

IIJmioの「3分なら何度でもかけ放題」(以下、3分通話かけ放題)は、「月額600円で“3分以内”の通話なら何回かけても通話料がかからない」というオプションサービスです。


でも電話でちょっと要件伝えるくらいなら3分で間に合うんじゃない?日本の1回あたりの平均通話時間も2分25秒という結果がでてるし。LINEなどの普及で通話時間は減ってるんだ。


「3分かけ放題」は通話を5分したらどうなるんですか?まさか、3分を過ぎた時点で勝手に切れちゃうんですか?!

その場合は、3分の超過分である「2分間」の通話料だけ発生するんだ。
あ、今更ですがIIJmioについての詳細は以下の記事などを参考にしてみてください…。
IIJmioのみおふぉんダイアルのダウンロードは必須
もともとIIJmioには「みおふぉんダイアル」という電話アプリ(機能は通常の電話アプリと同じ)があります。
みおふぉんダイアルについては以下の記事で解説してます。
Google PlayやAPP Storeからスマホに無料でダウンロードできるんですが、この「みおふぉんダイアル」を使うとIIJmioの通話料は自動的に半額(20円/30秒→10円/30秒)になります。

そしてIIJmioの通話定額オプション「3分通話かけ放題」は、この「みおふぉんダイアル」を使った通話にのみ適用されます。

IIJmio ファミリーシェアプランでシェアしている相手となら「3分」でなく「10分」までOK!

IIJmioのファミリーシェアプランとは、1契約、最大SIM10枚でデータ容量(パケット)をシェアできる家族向けのプランです。
もちろん家族利用だけじゃなく、1人でSIM3枚を「スマホ用」「タブレット用」「モバイルWiFi用」に用意してデータ容量をシェアして使うなんてこともできます。
で、IIJmioの「3分通話かけ放題」はこのファミリーシェアプランでシェアしているSIM同士の通話なら3分でなく10分まで何度でも無料になっています。
IIJmioの「3分なら何度でもかけ放題」に月額600円の価値はあるのか?入った方がいい人は?
IIJmioの「3分通話かけ放題」は月額600円のオプション料金がかかります。月額600円だとどれくらいの通話ができるのでしょうか?
先述のと通り、「3分通話かけ放題」は10円/30秒の「みおふぉんダイアル」を使った通話に適用されます。
ということは、普通に通話すると600円分は「30分」になります。
なので1か月の通話時間の合計が「30分以上」の人は、検討の余地があります。
ただし、もうひとつ考慮するポイントがあります。
それは1回の通話が「3分以内なのか?」という点。
1回の通話が「3分以上かかることが多い」ひとは、もうひとつの「10分なら何度でもかけ放題(月額830円)」の方がよいでしょう。
より厳密にいいますと、「3分通話かけ放題(月額600円)」と「10分通話かけ放題(月額830円)」の月額料金の差額は230円。
IIJmioの通常の通話料金(みおふぉんダイアル利用時)は10円/30秒なので、11分30秒分です。
よって、3分を超えてからの通話時間が1ヶ月合計で「11分30秒は超えそう」なら「10分通話かけ放題」の方がいいです。逆にそれ以下なら「3分通話かけ放題」で問題なしです。
結論:IIJmio 「3分なら何度でもかけ放題」に入った方がよい人
以下のいずれかに当てはまる人は「3分通話かけ放題」(600円)が向いています。もし、そんなに電話しないという人は通話定額オプション自体に入る必要はありません。
もう少し電話するという人は「10分通話かけ放題」の方に入りましょう。
- 1回の通話が毎回3分以内の人で、1ヶ月で30分以上通話してる人
- 1回の通話が3分以上になることあるが、3分目以降の通話時間(3分1秒目から「1秒目」カウントとした場合)、1ヶ月で合計11分30秒に納まる人


※スパイ映画『ミッション・インポッシブル』のIT担当で通信傍受などを得意とする(無論、忘れてOK)。

まあ確かにね…。あくまで目安ってことで。