格安SIMの王道「3GBプラン」
現在、使っている携帯会社で「速度制限になった事がなく」、かつ「データ容量を何GB使ってるかわからない」人は、ひとまず「3GBプラン」がいいかもしれません。
※上図はOCNモバイルONE公式サイトより
スマホを使っている人の9割が1ヶ月で3GBで収まっているというデータ。
データ容量3GBでできること
具体的にデータ容量が3GBあるとできることをまとめてみました。
動画 | 1分で 約4MB消費 |
3GB丸々使えば 12.5時間 見られる |
メール (写真付き) |
1通で 約3MB消費 |
3GB丸々使えば 約650通 送れる |
WEBページ 閲覧 |
1回で 約0.3MB消費 |
3GB丸々使えば 約9,600回 見られる |
ツイッター | 1回で約 0.1MB消費 |
3GB丸々使えば 約30,000回 見られる |
マップ (地図アプリ) |
1回で約 3MB消費 |
3GB丸々使えば 約900回 見られる |
IP電話 | 1分で約 0.3MB消費 |
3GB丸々使えば 約162時間 通話できる |
10分かけ放題とは?
「10分かけ放題」とは、「1回あたり10分以内の通話であれば何度かけても無料」というサービス。
10分を超えた場合でも通話料金は10分を超過した分しか発生しません。
格安SIM各社で月額850円くらいで提供しています。
通話が少ない人は入らない方がいい
格安SIMは「10分かけ放題」に入らないと10円/30秒で通話料がかかります。「10分かけ放題」は各社月額850円。
普通に通話すると月に42分未満の通話時間なら850円を超えません。そのため、1ヶ月で42分も通話しない人は加入しない方がいいです。
音声通話SIMを選ぼう
格安SIMには、090/080/070から始まる一般的な携帯電話番号が使える「音声通話SIM」、ネットだけできる「データ通信SIM」、ネット+ショートメールだけできる「SMS機能付きSIM」の3種類があります。
「3GB×10分かけ放題」の使える格安SIM11社の比較
「3GB×10分かけ放題」の使える格安SIM8社の一覧表です。
1番安いのは、Y!mobile/UQモバイルですが、2年目から1,000円値上がり、3年目からデータ容量も3GB→2GBに減り1番高くなるので注意しましょう。
格安SIM | 音声SIM /3GB |
通話 かけ放題 |
月額 合計 |
楽天 モバイル |
1600円(3.1GB) | 850円 | 2450円 |
mineo (au回線) |
1510円 | 850円 | 2360円 |
IIJmio | 1600円 | 830円 | 2430円 |
LINE モバイル |
1680円 | 880円 | 2560円 |
OCN モバイル ONE |
1800円 | 850円 | 2650円 |
BIGLOBE モバイル |
1600円 | 830円 | 2430円 |
NifMo | 1600円 | 830円 | 2430円 |
イオン モバイル |
1580円(4GB) | 850円 | 2430円 |
DMM モバイル |
1500円 | 850円 | 2350円 |
Y!mobile | 1980円 ※3年目 から2GB |
個別料金は不明 | 1980円 ※2年目から2980円 |
UQモバイル | 1980円 ※3年目 から2GB |
個別料金は不明 | 1980円 ※2年目から2980円 |
おすすめの格安SIMは?
格安SIMは価格以外にも「通信速度」や「オプションサービス」、「ポイント制度の有無」など注目すべき所があります。単純に「安さ」で選ぶのもいいですが、他の特徴も踏まえておすすめの格安SIMを紹介します。
楽天モバイル「ポイントが貯まる格安SIM」
毎月自動で楽天スーパーポイントが貯まる
楽天モバイルは「楽天スーパーポイント」が毎月1%貯まります。
楽天のクレジットカード「楽天カード」で支払いをすれば貯まるポイントが毎月1%→2%に増えます。
楽天モバイル利用で 貯まるポイント |
|
楽天モバイル のみの利用 |
月額の1%が毎月貯まる |
楽天モバイルの利用& 支払いは楽天カード |
月額の2%が毎月貯まる |
楽天モバイルを使うなら、できれば楽天カードを作っておきましょう。
楽天市場での買い物時に貯まるポイントも倍増
また、楽天市場で買い物をする時に貯まるポイントも、楽天モバイル利用者なら常に2倍、楽天カードも使ってたら4倍、楽天市場アプリを使ってたら6倍になります。
楽天市場で買い物時 に貯まるポイント |
|
楽天市場で 普通に買い物する |
+1倍 |
楽天モバイルを利用 | +2倍 |
楽天カードを利用 | +2倍 |
楽天市場アプリを利用 | +1倍 |
貯まるポイントの合計 | 6倍 |
IIJmio「家族でも使える安定の格安SIM」
かけ放題が2種類
IIJmioは「3分かけ放題(月額600円)」と「10分かけ放題(月額830円)」の2つのかけ放題から選べます。
複数枚のSIMでデータ容量をシェアできる
また、IIJmioは複数のSIMでデータ容量をシェアできるようなっています。3GBプランの場合、+月額400円で「データSIM」を、+月額700円で「音声SIM」のシェアSIMを追加できます。
シェアSIMの料金 | |
データSIMを追加 | +月額400円/枚 |
SMS付きSIMを追加 | +月額540円/枚 |
音声SIMを追加 | +月額700円/枚 |
シェアSIM同士で30分かけ放題
シェアしてるSIM同士だと「3分→10分かけ放題」、「10分→30分かけ放題」へ自動でバージョンアップされる仕様になっています。
IIJmioのかけ放題 | |
3分かけ放題 (月額600円) |
シェアしてるSIM同士の通話なら10分かけ放題に |
10分かけ放題 (月額830円) |
シェアしてるSIM同士の通話なら30分かけ放題に |
IIJmioは真面目な格安SIM
あまり知られてませんが、運営元のIIJは官公庁や大企業との取引きがある通信会社の超大手。日本初のインターネットプロバイダでネットの父的な会社でもあります。格安SIMに不安がある人におすすめです。
mineo「ユニークな格安SIM」
mineoは他社と差別化できてる格安SIM
mineoは月1GBまでなら無料でチャージできる「フリータンク」や、データ容量を他のmineoユーザーにプレゼントできる「パケットギフト」、ユーザー同士のコミュニティサイト「マイネ王」などユニークなサービスが多いです。
とくに「パケットギフト」は実質+1GB使えるのでおすすめです。また「マイネ王」はユーザー同士のQ&Aなどがたくさんあり、わからない所を聞いたり、過去の質問を見ればすぐ答えがわかります。
現役iPhoneが全てそのまま使える
※mineo公式サイトより
mineoは「iPhone5s以上」なら、どこのiPhoneでも「SIMロック解除不要」でそのまま使えます。au/ソフトバンクのiPhoneがそのまま使える格安SIMは少ないので、iPhoneユーザーが乗り換えやすい貴重な格安SIMです。
LINEモバイル「SNS使い放題の格安SIM」
ドコモ/au/ソフトバンク どこからでも乗り換えやすい
LINEモバイルは、ドコモ回線/au回線/ソフトバンクの3回線すべてに対応したプランがあります。手持ちのスマホが大手キャリアのどこでも、そのままで使える可能性が高いです。
SNSアプリはデータ消費0。速度制限時もサクサク
LINEモバイルはインスタグラム/Twitter/Facebook/LINEといったSNSアプリはデータ容量が消費されない&速度制限時も高速通信で使えます(コミュニケーションフリープランなら)。
特にインスタグラムはデータ消費が多く、月に2〜3GBくらい平気で消費するのでインスタをたくさん使う人にはおすすめです。
OCNモバイルONE「NTTグループの格安SIM」
NTTグループで安心感は高い
OCNモバイルONEはNTTグループの格安SIM。超大手でサービスの充実度は高いです。料金は相場より月額200円ほど高いですが、大手携帯会社の価格に比べれば大した差じゃありません。
最低利用期間が短く&違約金も安い
格安SIMの多くは最低利用期間は1年ですが、OCNモバイルONEは6ヶ月。6ヶ月使えばいつでも無料で解約できます。6ヶ月未満で解約しても違約金は8,000円で済みます。違約金の相場は9,500円程なので少し安めです。
セット購入できるスマホが安い
格安SIMではSIMフリースマホがセット購入できますが、OCNモバイルONEはスマホの価格がとても安いです。しかもキャンペーンじゃなく通常価格が安いです。おそらく格安SIMでNo.1レベル。