記事上部に記載の日付時点での情報となっています。古い記事が多く最新の情報ではございません。日付がない記事も古い記事となります。

LINEモバイルを実際に使っている感想と評価。通信速度・月額料金は実際どれくらい?




LINEモバイルを実際に利用中

現在、スマホのサブSIMとしてLINEモバイル実際に利用中です。

ハルオ
今回は、実際に「LINEモバイル」を使って感じた事をまとめました。

LINEモバイル利用状況

格安SIM名 LINEモバイル
契約した
料金プラン
コミュニケーションフリープラン 3GB × ソフトバンクプラン
SIMタイプ データ通信SIM
申し込みタイプ SIMのみ
10分通話かけ放題 加入なし
その他
オプションサービス
加入なし
使っているスマホ HUAWEI P20 lite・ZenFoneシリーズ・iPhone
この記事では「LINEモバイル」を実際に使った感想(通信速度・アフターサポート体制)などをまとめています。

細かい料金プランやオプションサービスといった「LINEモバイルそのものの特徴」「申し込み手順・初期設定のやり方」等は以下をご参照ください。

LINEモバイルの特徴まとめ(料金プラン・使えるスマホ・メリットデメリット・キャンペーンなど)

2018.12.21

LINEモバイルを実際に使ってみての「評価」

4点/5点満点中

LINEモバイルを実際に使ってみたところ、平均4点と評価は高かかったです。LINEモバイルは、特に通信速度の速さが際立つ格安SIMです(特にソフトバンクプラン)

余談
格安SIMの品質に不安があった私の前の会社の同期は、通信速度が速いからという理由でLINEモバイルに乗り換えてました。「使い勝手にまったく遜色ない」と言って現状は満足して使っています。

あと、LINEポイントがたくさん貯まるキャンペーンを常にやっていて、LINE Pay経由でコンビニ・飲食店などポイントが使えてお得です。

ハルオ
LINEモバイルで特筆すべきは以下の点です。
LINEモバイルの特筆すべき点
 通信速度が速い
 LINEアプリ月額料金や契約プランなどを確認できて便利
問い合わせがLINEで手軽にできる
 LINEポイントが貰える&月額割引のあるお得度の高いキャンペーンを常にやっている
× 低速通信に任意で切り替えられない

LINEモバイルを実際に使った感想(良かった点)

通信速度が速い。大手キャリアと使い勝手が変わらない

LINEモバイルは、通信速度が安定しています。

格安SIMの場合、特に昼12時台の通信速度が遅くなりがちですが、LINEモバイルはストレスなく使える速度がでます。実際に使ってみて、かなり快適に使えました。

スマホに必要な通信速度

スマホの場合、通信速度はとりあえず1Mbps以上でてればWEBページの読み込みできますし、YouTubeやNetflixといった動画も再生できます。

2Mbps以上でていれば安心でストレスはほぼ無いといったレベル。
ハルオ
ダウンロード、アップロードがありますが、格安SIMを選ぶ際は下り(ダウンロード)の速度を重視しましょう。

スマホは「下り(ダウンロード)」を使う方が圧倒的に多いからです。

LINEモバイルの午前7時台の通信速度

午前7時はダウンロードで11Mbps。サクサク使えます。

 LINEモバイルの午前8時台の通信速度

格安SIMが遅くなりがちな朝8時台11.9Mbpsでていました。まったく問題ありません。

LINEモバイルの午前10時台の通信速度

通信が混み合っておらず比較的どの格安SIMも速度がでやすい午前10時台69.6Mbpsでていました。爆速ですね。

 LINEモバイルの午後12時台の通信速度

格安SIMがかなり遅くなりがち昼12時台1.5Mbps以上でていました(ダウンロード)。実際にネット検索や動画視聴も問題なくできました。1.5Mbpの速度あれば安心して使えます。

 LINEモバイルの午後22時台の通信速度

格安SIM遅くなりがちな夜22時台12.7Mbsもでているので、まったく問題ありません。

月額料金はむしろ安いほうだと思う

コミュニケーションフリープランの料金表

ハルオ
現在私は、SNS使い放題になる「コミュニケーションフリープラン × 3GB」を契約中です。
LINEモバイル×3GBの月額料金
データ通信SIM なし
SMS機能付きSIM 1,110円
音声通話SIM 1,690円

SNS使い放題が実質+90円は安い

LINEモバイルの「コミュニケーションフリープラン」はインスタグラム、Twitter、Facebook、LINEはいくら使ってもデータ容量が減らないプランです。

インスタをよく使う人は、インスタだけで月2~3GB以上は使ってたりするので、月額料金が3GBプランの相場(=1600円)より90円高いだけなら、むしろ安いです。

同じくSNS使い放題になる「DMMモバイル」の「SNSフリーオプション」は基本料金に+月額250円かかります。
ハルオ
もちろん、「まったくSNSをやらない」人にとっては90円高いのはデメリットですけどね。

でも、LINEモバイルは通信速度・サポート・キャンペーンのレベルも高いので、90円程度の差は気にしないでいいと思います。

インスタ使い放題の効果はデカかった

インスタを1日たった2回、合計4分くらい見ただけですが「21.34MB」も消費してました。

 

月2〜3GBの節約効果

1日5回以上インスタを見る人(しかもタイムラインに上がってる写真をがっつり見る人)なら余裕で1ヶ月2〜3GBは消費すると思います。このインスタグラムによる大量のデータ消費が完全にゼロにはなるのは、相当コスパが高いと思います。

サポートがLINEアプリから出来るのは思った以上に便利

LINEモバイルはLINEアプリのトーク機能から問い合わせが可能です。これが想像以上に便利でした。

普通、こういうサポートセンターの連絡先が載ってるWEBページってわかりずらい所にあって、探すの大変なんですけどLINEモバイルの場合はすぐ見つけられます。

LINEの友だちとして「LINEモバイルアカウント」を追加するだけでいいからです。

ハルオ
LINEモバイルアカウントを追加したら以下の様に簡単に問い合わせできます。

LINEのトーク機能での問い合わせのやり方

まず、LINEモバイルを友だちにします。すると、LINEモバイルのアカウントがトーク一覧にでてきます。

LINEモバイルのアカウントをタップすると、「いつでもヘルプ」がでてくるのでタップすれば、問い合わせできます。

そして、問い合わせが混み合う昼12時台に質問したにも関わらず、かなりスピーディーに質問の回答が来ました。

問い合わせをしてみたところ、最初の回答までは7分待ちましたが、スマホをいじっていられるのであまり気になりません。一度回答が来てからは、2分ほどととてもスピーディーに回答が来てストレスなく使えます。

LINEモバイルのアカウントとLINEアプリのアカウントの連携(利用者連携)が必要です。利用者連携は1分くらいでできます。やり方はこちら

LINEでの問い合わせのメリット

 問い合わせの連絡先を探す必要がなく、LINEのトーク機能でスムーズに問い合わせ可能

 電話サポートに比べ、比較的すぐに繋がる

 文字を打つ手間があるが、会話感覚で聞ける

LINEアプリでデータ容量の残量がサクッと確認できるのは便利

格安SIMは、今月はデータ容量が何GB余っているかなどを会員専用ページ(Myページ)にアクセすると確認できます。LINEモバイルも下図のようにMyページで見られます。

ただ、LINEモバイルの場合はわざわざMyページへいかなくても、LINEアプリから確認できます。

友だち追加した「LINEモバイルアカウント」の「データ残量確認」をタップすれば、トーク機能でデータ残量を送ってくれます。

LINEモバイルのアカウントとLINEアプリのアカウントの連携(契約者連携)が必要です。契約者連携は1分くらいでできます。やり方はこちら

毎月貯まるLINEポイントは使い勝手が良い

LINEポイントはなかなか使い勝手がいいポイントです。使い方は大きく3つ。

LINEポイントの3つの使い道LINEポイントを→LINE Payの残高に交換(1pt=1円)してコンビニで使う(LINEアプリで支払い可)。

 毎月LINEポイントを自動的にLINEモバイルの支払いに充てる(LINEモバイルのMyページから可能)。

 LINEポイントを使って、LINEスタンプ購入に充てる
ハルオ
詳しくはこちらの記事で解説してます。

LINEモバイルを使うと貯まる「LINEポイント」の使い道を解説

2019.02.08

LINEモバイルを使った感想(悪かった点)

LINEモバイルは「契約者連携」・「利用者連携」をしないと使えない機能が多い

LINEモバイルのアカウントと、自分のLINEのアカウントが「同一人物ですよ」と紐づけるのが「契約者連携」「利用者連携」です。

LINEモバイルでは「契約者連携」・「利用者連携」をしないと、先ほど紹介した「LINEアプリでのデータ残量の確認」や「LINEアプリからの問い合わせ」が出来ません。

ニノくん
なんで、契約者・利用者と2つの連携があるんですか?
ハルオ
親が子供のために契約した場合は、「契約者」と「利用者」が別になるから分けてるんだ (説明すると以下の通り)

 契約者連携とは?

文字通りLINEモバイルを契約した人のLINEアプリのアカウントを紐づけること。親が子供のために契約している場合は、親のLINEアカウントを紐づける。

これによって契約者(親など)のLINEアプリから以下のことが出来るようになります。

契約者連携
 LINEポイントが付与されるようになる

 いつでもヘルプ(LINEのトーク機能を使った問い合わせ)

 利用者連携とは?

LINEモバイルを実際に使う人のLINEアプリのアカウントを紐づけること。親が子供のために契約している場合は、子供のLINEアカウントを紐づける。

これによって利用者(子供など)のLINEアプリから以下のことが出来るようになります。

利用者連携 データ容量の残量の確認

 データ容量のプレゼント

 いつでもヘルプ(LINEのトーク機能を使った問い合わせ)が契約者のLINEアプリからできるようになる

LINEポイントは「契約者連携」をしないと付与されない

LINEモバイルは月額の1%のLINEポイントが貯まります。しかし、LINEポイントは上記で解説した「契約者連携」をしないと付与されません。

しかも残念なことに、「契約者連携」がされていなかった時期のポイントは、さかのぼって付与されることはありません。

ハルオ
つまり、LINEモバイルに契約するなら、「契約者連携」は必須だと考えてください。
余談
私はすっかり忘れてて、契約してから1ヶ月くらい遅れて契約者連携をしたため、ひと月分のポイントを損しました…。

LINE Payカードを使えば、クレジットカードがない人でも支払えるが面倒くさい

LINEモバイルは、LINE Payカードを使えばクレジットカードを使わなくても毎月の支払いが可能です。

ハルオ
そもそも格安SIMの支払いは基本的にクレジットカードなのですが、稀にクレジットカード以外で支払える格安SIMがあります。
楽天モバイル 口座振替も可能
LINEモバイル LINE Payカードで支払いも可能
ハルオ
ただし、実際にLINE Payカードを使って支払うのは少し手間がかかります。

LINE Payカードで支払う時の手間

 LINE Payカードの申し込み

まず、LINE Payカードの申し込みはLINE公式サイトから行えます。申し込みは1分で終わりますが、届くまで4〜5日かかります。

 LINE Payカードのチャージ

LINE Payカードはプリペイドカードなので、「プリ(前に)ペイド(払う)」の名前の通り、事前にチャージしておかねばなりません(オートチャージ機能あり)

 LINE Payカードのチャージ方法

チャージをする方法は主に「銀行口座を登録してチャージ」「コンビニで現金チャージ」2種類があります。

コンビニで現金チャージは面倒くさいです(レジやコンビニATMに行く必要があります)。

銀行口座チャージは、都度チャージもできますし、「オートチャージ設定」といって、設定した残額を下回った時点で銀行口座からの自動チャージもできます。

事情があってクレジットカードを作れなかったり、ポリシー的に作らない人は「LINE Payカード支払い+銀行口座からオートチャージ」でLINEモバイルの料金を支払えば、口座引き落としっぽく支払えます。

ハルオ
LINE Payカードについてはこちらの記事をどうぞ

LINE Payカードを実際に使った感想。LINE Payカードの申し込み方法・チャージ方法まとめ

2019.01.13

電話サポートが繋がりにくい

サポートは、電話サポート・LINEトーク機能を使ったサポートといった2大サポートを実施していて、電話サポートはフリーダイアル(無料電話)受付時間も18時までと普通なので、とりあえずサポートの設計自体は及第点といったところ。

ハルオ
ただし実際に使ってみると、なかなか電話が繋がりませんでした。

 結論、電話サポートは使わない方がいい

午前11時に電話した場合、電話オペレーターに繋がるまでの時間は19分でした。BIGLOBEモバイルの場合は29分くらいだったんで少しマシですが、長い事は長い!

まあ「サポートになかなか繋がりずらい」というのはLINEモバイルだけじゃないんですけどね。もちろん、曜日や時間帯によっては、すぐ繋がる場合もあります(平日の昼過ぎ〜夕方までの間とか)。
ハルオ
そういうわけで、LINEモバイルに問い合わせをするときは電話サポートは使わない方がいいかと。

LINEのトーク機能を使ったサポートを使おう

そういうわけで、LINEモバイルの場合はLINEのトーク機能を使った問い合わせを使いましょう。

先ほども紹介したように、さくっと問い合わせできて、レスポンスも早いので使い勝手が非常に良いです。

低速通信・高速通信の切り替えができない

そもそもの話、格安SIMには通常時の「高速通信」と、速度制限時の「低速通信」の2種類の通信速度があります。

たいていの格安SIMは速度制限になっていなくてもMyページ上などから低速通信に切り替えられます(低速通信に切り替えるとデータが消費されなくなり、データ容量を節約できます)。

文字だけのLINE、Twitter、WEBページ、Gメール、あとは音声データのradiko、音楽ストリーミングアプリなどは低速通信でも使えます。

ただし、LINEモバイルは低速通信に任意では切り替えができません(速度制限がかかれば自動で低速通信になりますが)。

SNS節約効果がデカイのであまり気にならない

LINEモバイルの場合はLINE・Twitter・Facebook・インスタグラムを使う際に消費するデータ容量分が丸々浮くので、低速通信に切り替えて節約するのと似た節約効果があります(SNSを全くしない人には節約効果はないですが)。

なので、低速通信に切り替えられない事は気にしないでいいと思います。

まとめ

LINEモバイルは、ソフトバンクの子会社でもあるため、特にソフトバンク回線の通信速度は相当速いですね。

ハルオ
ドコモ回線も使っていて問題があるレベルで遅いわけじゃないですが、どちらも選べる状態ならソフトバンク回線がオススメです。

LINEモバイルが向いてる人を改めてまとめるとこんな感じです

LINEモバイルが向いてる人
 SNSアプリをよく使う人
 通信速度を求める人(ソフトバンク回線は非常に速い)
 格安SIM初心者な人(説明書とかがわかりやすい)
 問い合わせを頻繁にしたい人(LINEアプリから簡単に問い合わせできる)
 端末は手持ちの機種を使う人(端末セットはあまり安くない)

ABOUTこの記事をかいた人

通信・放送系およびIT系の会社で格安スマホやWiMAXなどの企画を6年ほど経験し「格安スマホって革命的」と感じた一方で「みんなまだ全然使ってない…」ことも実感し、当サイトを立ち上げました。 「格安スマホ検討中の人」の参考になったら幸いです。