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IIJmio「ケータイプラン」は電話番号のみ保持できるプラン
スマホは普通インターネットと電話が使えますが、IIJmioのケータイプランは電話とSMSだけ使うことができます。つまり、電話番号だけ保持したい人のためのプランです。
ショートメッセージサービスの略で、電話番号宛に送る字数制限(70文字程度)のあるメール。昔で言うCメールやショートメッセージの事。
ネットは使えない
ケータイプランは基本的にインターネットは使えません。電話とSMSだけです。しかし、追加クーポンを購入すればインターネットを使うことが可能です(後述)。
キャリアメールは使えない
ご存知の方も多いかもしれませんが、格安SIMに乗り換えるとアドレスの後半が「@docomo~」「@ezweb~」「@softbank~」となる大手携帯会社のメールアドレスは使えなくなります。かわりにGメールなどを使いましょう。
ガラケーでも使える
IIJmioのケータイプランは「ガラケー(フィーチャーフォン)」でも一部機種は使用できます。詳しく知りたい人はIIJmio公式サイトの「動作確認端末」ページを確認してみてください。
MNPによる申し込みも可能
IIJmioケータイプランは、MNPによる申し込み可能も可能です。
MNPとは、今使っている電話番号を引き継いで乗り換えられるサービス。今使っている携帯会社からMNP予約番号を取得(手数料3000円)して、IIJmioに申し込む際に取得したMNP予約番号を入力すれば、自分の電話番号が記録されたSIMカードが送られてきます。
「ケータイプラン」の月額料金は?
月額920円。通話料は別途
月額料金 | 920円 |
通話料 | 20円/30秒 ※発信時のみ発生 |
IIJmioのケータイプランは、月額920円(税抜)です。この価格には通話料は含まれません。携帯電話は着信した場合は通話料がかかりませんが、発信した場合は別途通話料がかかります。通話料は20円/30秒になります。
通話料は半額アプリ「みおふぉんダイアル」は必須
通話料は20円/30秒になりますが、IIJmioが提供してる「みおふぉんダイアル」アプリから通話をすれば半額の10円/30秒にできます。みおふぉんダイアルは無料のアプリで使えて、通話品質も一般の電話と同じなので絶対に使った方がいいです。
発信が多い人はかけ放題に入った方いい
IIJmioのケータイプランだけでなく格安SIM全般そうですが、原則、通話料は発信した分だけ掛かります。そのため、自分から電話を掛ける事が多い人は通話料がかさむので「10分通話かけ放題」または「3分通話かけ放題」に入りましょう。
着信は通話料がかからないので、着信中心の人は「通話かけ放題」に入らないでOKです。
「ケータイプラン」はどんな人におすすめ?
電話だけしかしない人
IIJmioのケータイプランは電話とSMSだけしか使えないプラン。低速通信(最大200kbps)もできません。ですが、もともと「携帯では電話だけできればいい」という人には最適のプランです。
電話番号を残しておきたい人
海外留学や長期出張など長期間自分の携帯番号を使わない人が、電話番号を残しておくために一時的にIIJmioのケータイプランを使うのもアリです。
仕事用の電話番号を持ちたい人
仕事用としてプライベートとは別の電話番号を欲しい人にもIIJmioのガラケープランはおすすめです。基本的に着信がメインで使うのがおすすめですが、月額830円の「10分通話かけ放題」に入れば10分以内の通話料はすべて無料(10分を超す通話も10分超過分のみ料金発生)にできるので、発信をしたい人も安心して使えます。
通話はガラケー、ネットはスマホの2台持ちをしたい人
「通話は自分が昔から使っていたガラケーでしたい」という人にもおすすめ。例えばガラケーの電話帳をスマホに移行する方法がわからない(または調べるのが面倒くさい)という人は、ガラケーにIIJmioのケータイプランを使い、スマホにはドコモやau、ソフトバンクのSIMを使ったり、格安SIMのデータ専用SIMを使って2台持ちするのもありです。
「ケータイプラン」でネットを使いたくなったら
追加クーポンを買えばネットができる
IIJmioのケータイプランは、実はいざという時にはネットもできるようになっています。IIJmioの「追加クーポン」を買えばクーポンの分だけネット(データ通信)が可能です。
追加クーポンの購入方法
IIJmioの追加クーポンは、IIJmioのマイページ(会員専用ページ)で購入できます。ただし、マイページにアクセスするにはネット接続しないといけないので、お使いのスマホをWi-Fiに繋げる必要があります(またはネットのできるパソコンから手続きするのもOK)。
なお、コンビニでクーポンカードを買うやり方もありますが、ネットで買うより価格が高いです。また、買ったカードに書かれた番号を打つために結局マイページにアクセスしないといけないので、最初からマイページ上で購入した方がラクです。
追加クーポンの料金
IIJmioのマイページ(会員専用ページ)で買うと、200円/100MBで購入できます。最大3,000MBまで購入可能です。データ量の有効期限は購入した月から3ヵ月後の末日までなので、その点は注意。
追加クーポンの注意点
追加クーポンはON/OFF切り替えはできない
IIJmioの普通のプランだと、高速通信のON/OFFがアプリ上から切り替えられます。
しかし、ケータイプランでは、追加クーポンを買ってネットができるようになっても、高速通信のON/OFFはできません。ずっとON状態のままです。
追加クーポンの料金は割高なのが注意
追加クーポンはあくまでデータ量が足りなくなった人が購入するものなので、やや割高に設定されてます。もし、毎月そこそこネット(データ通信)をする人は、普通にIIJmioのミニマムスタートプラン(3GB)の音声通話SIMの方がおすすめです。月額1600円でデータ通信3GB分と電話とSMSが使えます。
ネットが使えるプランへ変更もできる
IIJmioのケータイプランは、3GB・6GB・12GBのデータ容量が付いたプランへ変更することも可能です。使ってみて、「自分は思ったよりネットも使うぞ…」となった人は、データ容量付きのプランに変更した方がいいでしょう。
データ容量の付き音声通話SIMの料金
ミニマムスタート プラン(3GB) |
1,600円 |
ライトスタート プラン(6GB) |
2,220円 |
ファミリーシェア プラン(12GB) |
3,260円 |
「ケータイプラン」の注意点
着信メインのプランである
IIJmioのケータイプランは「通話だけする人向け」というよりは「着信メインで、とりあえず電話番号を残しておきたい人向け」というプランです。
「かけ放題」に入れば発信メインの人に対応できる
発信メインの人は「3分通話かけ放題(月額600円)」か「10分通話かけ放題(月額830円)」に加入しないと、料金がかさみます。できるだけ、かけ放題サービスに入ることをおすすめします。
1ヶ月400MB以上ネットをする人にはおすすめしない
IIJmioでは、電話&ネットが3GB(3000MB)使えるプランが月額1600円です。月額920円のケータイプランと差額は700円ほどしかありません。
ケータイプランで、ネットを使う場合は100MB/200円なので、400MB使うと800円加算されてしまい、IIJmioの3GBプランの方が安くなります。そのため、400MB以上ネットをする人ははじめから3GBプラン(ミニマムスタートプラン)の方がお得です。
IIJmioを実際に使った感想や使えるスマホなど
IIJmioの詳細は、以下の記事でまとめています。
公式サイトを詳しく見たい場合はこちら